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プレゼン研究室 月別アーカイブ: 【10月 2012】

ミス・インターナショナル、吉松さんおめでとうございます!

ミス・インターナショナルの歴史60年で、初めて日本女性が一位の栄冠に輝きました。
吉松育美さん。
じつは、彼女とは3年前にお会いしました。
僕が所属する「新橋トーストマスターズ・クラブ」というコミュニケーションとスピーチを学ぶサークルに彼女が見学に来て、入会してくれました。


(すみません、間にいるOさん、ぼかしちゃって!)

スピーチでは、「ミス・インターナショナルの日本代表をめざしています」
と言い切りました。

たしかに美女には違いないのですが、高校時代に陸上部で県大会で優勝したというように
体育会系の凛々しさのほうが、むしろ優っているように思えました。

あれから3年。
3年のあいだ、彼女は夢を持ち続けていた。そしてキチンと夢にはしごをかけるための目標を設定して、
それをクリアしていった。3年という歳月は、そこに届くんですね。

僕は自分の体験から「3年あれば丸ごと変わる」と言ってきました。
自分でもついていけないくらい自分が変わってゆくのを実感した経験があります。
「オレって、3年前とは別人じゃん」と自分で驚きました。42歳の時でした。

その何百倍かを吉松さんは走ったに違いありません。
ブログを読むと、いかに自分を律してきたか、25歳とは思えない精進ぶりです。

「ミス達は容姿端麗はあたりまえ、差がつくのはスピーチです」と彼女はインタビューで話したそうです。
賢い人だと思います。

彼女の前にこれから用意される舞台で、さらに大きく羽ばたく準備はできていると思います。
女優さんとしては陰影がなさすぎるかもしれないけれど、
しばらくは忙殺されると思いますが、
文章もいいから、書いてお喋りもできるタレント(ほんとうの意味の)に育つのではないでしょうか。



韓国版「歴史を動かしたプレゼン」、出版されました。

前回お知らせした韓国版「歴史を動かしたプレゼン」、
9月12日に出版されました。

日中関係ほどではないにしろ、日韓の間でも領土問題が浮上した時期に当たりました。

送られてきた新刊本を手にして、新刊本の時にはいつもするように
本の匂いを嗅いでみました。好きなんだなぁ、この瞬間が。
インクと糊の匂いは、万国共通だった。

PDFをプリントして本に巻いたものと違って、じっさいの本は彼の地で出版されたことを実感させてくれる。
表紙のデザインがとても新しい感覚で知的な印象。、日本ではあまり見かけない装丁だ。
鮮烈な赤は鷹の爪(唐辛子)。花瓶に生けたくなるようなたくさんのサヤをつけた姿が好きだ。

でも、本のタイトルすら、右から読むのか左から読むのか定かではなく、
ページをめくってもまったく意味が取れない。

しかたなく本を弄んでいるうちに、妙なことに気がついた。
PDFで送られてきた表紙デザインと、じっさいの本の表紙が違っている。
本では地球の上に積まれた書物の上に、ギリシャかローマ人の彫像が載っている。

ところが、PDFで送られてきたデザインプランは、別の人物だった。

町人のマゲを結って、和服、手には尺八、後ろ姿は小太り・・・・
これは本に登場する大黒屋光太夫に間違いありません。

ロシアを訪問した冒険家がスケッチした光太夫の横顔は見たことがありますが、
後ろ姿は初めて見ます。
デザイナーが資料とにらめっこしながらイメージをふくらませて、
後ろ姿を描きあげてくれたのでしょう。

それが、ギリシャかローマ人の彫像に変わった。
理由は、おそらくこういうことでしょう。
原案のままでは、地球の上に君臨する日本人のような印象を与える。
そう取られたら時節柄マズイだろう。
ということで、急きょ、あの彫像に差し替えられた、ということでしょう。

著者の知らないところでの出来事ですが、光太夫のデザインはとても良くて、
どんなことがあろうと帰国できそうな強運の持ち主の後ろ姿に描かれています。
イラストは、「知力にあふれた光太夫の不屈の旅」を表現するのにふさわしいものです。

描いたイラストレーターは、残念だったことでしょう。
新しい彫像の足が、きちんと書物に乗っていないのも、
もしかしたら彼の意地なのかな、と思っています。

領土問題の波は、僕の小さな本の足元までも押し寄せて、表紙を濡らしました。



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