開講して2ヵ月。
12月からスタートの予約組を加えると、15人の会員が教室に参加してくれています。
教室で使う釉薬のテストピースがやっと焼きあがった。
ベニヤの板に銅釘を打って、テストピースを掛けた。
25種類ほどが自前の釉薬で、4種類が購入したもの。
それにしても様々な釉薬を作ってきたものだと、自分でもあきれる。
教室を始めるために新しく作った釉薬はゼロ。
25種類の釉薬は、ただただ面白くて自分で調合したもの。
自分で調合するようになって15年ほどの間に作ったもので、
いちおう自分で納得できて残したのが25種類。
桜の木をメインに、自分で焼いて精製した灰(ひと冬かかった)で作った
思い出深い「熱海土灰釉」もある。釉溜まりが涼やかだ。
4種類の白化粧を、粘土別、焼き方別に掲示。
御本手の出やすいもの、出ないものの別が分かりやすくなった。
これらが教室のコンクリート壁に掛かれば、
やっと教室らしくなるだろう。
「この釉薬は、どんなふうに焼きあがるんですか?」
という質問に
「黒なんだけど、漆のように黒くて、底なしの黒!」
などと答えていたけど、見本ができて一目瞭然。
焼き上がりの色とマチエールを言葉で説明するのも嫌いではなかった。
言葉どおりなら、えも言われぬ美しさに焼きあがる期待がふくらんだろうに、
テストピースができて、それがちょっと残念でもある。
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