教室ブログ

プレゼン研究室 月別アーカイブ: 【11月 2010】

「女性専用の釉混ぜ棒」

スーパーマーケットに新米コーナーができていた。
僕の目はその一角のあるものに吸い寄せられた。
米とぎ棒である。


「網目形状による乱流で、手とぎ並みの米とぎ効果」と謳ってある。

我が家は不洗米は買っていない。ふつうの米だ。
毎日米をとぐのが面倒だから、米とぎ棒が欲しくなったのか、
というとそうではない。

教室で使えないかと考えたのだ。
釉薬をかき混ぜるのは、陶芸をやるものには当たり前の作業だ。
よくよくかき混ぜないと、上澄み液をかけることになってしまう。
とにかくダマ(塊り)がなくなって、とろりとするまで混ぜるように話している。
かき混ぜるのは手がいちばん!
混ぜるのにこんなに便利は道具は、ほかにちょっとない。
教室のみんなにも手で混ぜるように言ってるのだが、男は当然としても
女性に強要するのはどうかな。
特に、弁柄を入れた鉄釉や黒天目の、あの真っ赤っかの中に手を入れろとは
あまりに非道。
ツメの間に弁柄が入ったまま帰すわけにも・・・・なぁ。

そんなことを考えていたから、
新米コーナーの米とぎ棒に目がとまったのだ。

さっそく試してみた。
手と比べれば性能は落ちるが、いい感じで撹拌できる。
600円也は、掘り出し物だったかもしれない。

力を入れると、ギシギシと音がして、
プラスチックの網目が折れるのではないかと、ちょっと不安になる。

とりあえずは、非力な女性専用の「釉混ぜ棒」、ということにしておこう。



教室案内チラシ・ストッカーを入手

先日、近所を歩いていたら、こんなポスターを発見!

「ご自由にお取りください」の文字が入った、
チラシ入れつきポスター。

試しにフタを開け閉めしてみると、その開閉が気持ちいい。
薄いアクリルがバネの役目をしていて、ピタッと閉まって
雨水も入らないようにしてあるようだ。

どうしてこんなものが目に留まったかというと、
かねがね教室の外壁に講座教室の掲示板を取り付けたいと思っていたからだ。
掲示板のカタログを取り寄せてみると、安くても数万円もする。
どうしたものかと考えあぐねていた矢先の、
「チラシ入れつきポスター」との遭遇だった。

ちょっと厚めのアクリル板と、バネにする薄いアクリル板があれば
自作できそうだ。
その日のうちにホームセンターに行き、それらを買ってきた。

もういちど確認してから作ろうと、ふたたびポスターを見に行った。
作るつもりで、もういちどよく観察すると、箱の部分が驚くほど良くできていた。
一枚のアクリル板を曲げて作ってある。
雨水が入っても溜まらないように、水抜き穴までついている。
素人には手におえないことが分かった。

ポスターのクライアントである「ユトリシア」に電話して、
制作した会社を教えてもらうことにした。
まったく相手にされなかった。
「それは・・・教える気はない、ということですか?」

(このごろ、こういうキレるオジサンさん風の物言いになることが多いのだ)
「そういう意味ではないですけど、こちらは販売の現場ですから分からないんですよ」
というような会話があった。
稼ぎ時の連休の朝である。
さぁ売るぞと客待ちしている不動産会社の現地案内所に電話したのだから、
迷惑がられるのもムリはない。

いろいろあって、制作した会社がわかり、代表の方と電話で話した。
相当の自信作らしく、「あの開閉は快感がありますよ」というと
わが意を得たりとばかりに、完成するまでにいかに試行錯誤したかについて
話してくれた。
「それでいくつ必要ですか」
「ひとつです。教室の壁に掛けるんで」
「ひ!ひとつかぁ・・・・・」

ビジネスになるかと思ったらしい。
考えてみるということで、その場は引き下がった。

数日して電話があった。使用して戻ってきたものを譲ってもいいという話。
「○千円でいいですよ」
聞きとりにくかったので、問い直した。
「5千円で」

5千円なら、「で、いいですよ」じゃないでしょうが。
口の効きかたを教えてさしあげようかと思った。
千円なら、そう言わせてあげてもいいけど・・・・。

ともかく、教室のドアには「教室案内チラシ・ストッカー」が設置された。
こんな感じである。

案内は20枚ほど入るが、一週間ほどで空になる。
通りすがりの人や散歩の人が持っていくようだ。


しかし、それにしては
「案内を見た」と言って訪問する人が皆無なのは、不思議なことである。



釉薬のテストピース・ボード完成

開講して2ヵ月。
12月からスタートの予約組を加えると、15人の会員が教室に参加してくれています。

教室で使う釉薬のテストピースがやっと焼きあがった。

ベニヤの板に銅釘を打って、テストピースを掛けた。
25種類ほどが自前の釉薬で、4種類が購入したもの。

それにしても様々な釉薬を作ってきたものだと、自分でもあきれる。
教室を始めるために新しく作った釉薬はゼロ。
25種類の釉薬は、ただただ面白くて自分で調合したもの。
自分で調合するようになって15年ほどの間に作ったもので、
いちおう自分で納得できて残したのが25種類。

桜の木をメインに、自分で焼いて精製した灰(ひと冬かかった)で作った
思い出深い「熱海土灰釉」もある。釉溜まりが涼やかだ。

下は、白化粧のテストピース。

4種類の白化粧を、粘土別、焼き方別に掲示。
御本手の出やすいもの、出ないものの別が分かりやすくなった。

これらが教室のコンクリート壁に掛かれば、
やっと教室らしくなるだろう。

「この釉薬は、どんなふうに焼きあがるんですか?」
という質問に
「黒なんだけど、漆のように黒くて、底なしの黒!」
などと答えていたけど、見本ができて一目瞭然。

焼き上がりの色とマチエールを言葉で説明するのも嫌いではなかった。
言葉どおりなら、えも言われぬ美しさに焼きあがる期待がふくらんだろうに、
テストピースができて、それがちょっと残念でもある。



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