教室ブログ

プレゼン研究室 月別アーカイブ: 【3月 2010】

「手びねり専門」陶芸教室

 先週の土曜日、東日本伝統工芸展(旧名・新作展)の出品応募のため、搬入会場に行った。
そこで会った陶芸家のMさんと立ち話をした。
 
今年、陶芸教室を始めるという話をメールでして、
それなら自分の教室を見に来たらいいという返事があり。
では、いついつごろという返事をしたのだが、そのままになっていた。

「ごめん、慣れないケータイ・メールに送信しないまま残ってた!」と、
顔を合わせたとたんに言われて笑ってしまった。

僕もケータイ・メールはほとんどできない。
濁点と小さい「っ」の打ち方が分からない。だから、カタコトの日本語になる。
「わかた てはそのとき・・・」
これはもちろん「分かった、ではそのとき・・・」という意味である。

 彼の個展が終ってから見学させてもらうということになったわけだが、面白い話を聞いた。
彼が講師をつとめるカルチャーセンターで、生徒が陶芸教室を開くというので驚いた。
ロクロもできないのに、教室が開けるのか?生徒はこう答えたそうだ。
「手びねり専門の陶芸教室です」。

 その生徒の言葉のセンスはコピーライター顔負けだ。
ロクロができないで教室を開くなら、
「陶芸教室、手びねりのみ(ロクロは指導しません)」とでもするのがふつうだ。
ところが、「手びねり専門陶芸教室」。
これなら、手びねりのすごい技を伝授してもらえそうだ。
ムムム・・・「選択と集中」、ほかの陶芸教室とはっきりと差別化ができている

「林さんも、あんまり考えずにスタートしたほうがいいですよ。
始めてみるとどう変えていけばいいか見えてくるから」と言った。
「とにかく誠実に接することですね、だいじなのは」と付け加えた。
「なるほど、教室はホームページみたいなものかもしれないね」と僕はこたえた。

 陶芸教室とかけてホームページと解く。そのこころは・・・・
考えすぎたり、立派なものを作ろうと思うと前に進めない。始めてから少しずつ整えていけばいい。
自分の口から出たとは言え、いいとこを突いているかもしれない。
また気持ちが、ちょっと軽くなった。
 そして、習いに来る人には誠実に接すること、か。



page top
カレンダー
2010年3月
« 2月   4月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
検索
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
copyright(c) hayashi yasuhiko.com
contact